第２９回中大＊日体大定期対抗戦観戦記
　　　　　　2002年4月7日（日）　〜日体大建志台〜

昨日の予報でほぼ雨天を覚悟していましたが、自宅を出る頃には薄日がさすようになり、何とか今日一日もちそうかなと思いながら出かけました。その後アッという間に天候が回復し、5,000mがスタートする14:30過ぎには雲一つない快晴になりました。しかし天候の回復に伴って気温もグングン上昇、さらに時折り突風のような強い風まで吹き始める始末で、陸上競技には最悪のコンディションになってしまいました。

エントリーリストによると、中大から対抗3名・オープン11名、日体大からは対抗3名の合計17名が登録。しかしオープン参加の小池君、矢野君、菊島君、眞田君がDNS、リストに名前がなかった池永君がオープンで参加し、結局14名でのレースになりました。

スタート後果敢にトップを奪ったのは、新入生の西君でした。続いて池永君や日体大の鈴木君や森永君といったあたりが先頭集団を形成。1周目のラップは71秒、2周目が70秒、そして1,000mの通過が2分56秒とややスローなペースで推移していきました。
序盤のペースはかなりゆったりと感じましたが、1,000mを過ぎるあたりから榊原君・畑辺君・渡邊君が集団から少しづつ離されてしまいました。渡邊君はそれほど苦しそうに見えませんでしたが、故障上がりでペースを押えているようにも見受けられました。
その後のラップは69秒・70秒・68秒とややペースアップ、2,000mの通過は5分51秒でした。この頃から先頭集団が鈴木・西・池永の3人になり、やや遅れて日体大の2人が追う展開となりました。
3,000mは8分47秒、梅枝君が先頭に追いつき集団は4人になりました。先頭集団4人からやや遅れて森永君、さらに少し離れて河合君、斎藤君、山口君、植木原君、山内君、渡邊君と続いています。ラップタイムは3,000mを過ぎた頃から72秒〜73秒と落ち込み、池永君が押し出される感じで先頭に。
4,000mは11分41秒で池永君が集団からやや抜け出し通過。鈴木君・梅枝君・やや遅れて西君。4600mでは池永・鈴木・梅枝・西・森永・河合の6名が約15mの等間隔で続いていました。
ラスト一周のスパートで目についた選手は先頭をきっちり守った池永君、西君をかわして4番手に上がった森永君といったところでしょうか。最後は木下監督の声援を受けた池永君が見事トップでゴールしました。

今日はものすごく風が強い悪コンディションのなか行われたためか、タイム的にはあまり見るべきところがないレースでしたが、１位になった池永君はすばらしい選手ですね。負けん気が強そうな表情といい、美しいフォームといい、今後間違いなく伸びてきそうな選手だと思います。今後の池永君の成長からは目が離せません！！

以上